美ヶ原高原とは・・・主峰王ヶ頭（２０３４ｍ）を中心に、東西南北にいずれも標高２０００ｍ近い峰を抱える熔岩台地で、約１千ヘクタールの大草原に２００種類を超える亜高山植物が咲き競い、遠くは富士山をはじめ、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳の雄大な３６０度のパノラマが壮麗な景観を展開する、その名に相応しい高原です。
「明け方、露天風呂に浸かっていると右手に、上から３分の１ぐらい富士山がすーっと見えてなぁ、下からは真っ白な雲がもくもくと湧いてきて、昨日上ってきた道がもう全然見えへんねん!! そのうちさーっと光が射してきてなぁ、それまで真っ白やった眼下の雲がさっと引いたら、そこに道があんねん!! それはそれは素晴らしい景色やったでー!!」
美ヶ原高原・王ヶ頭ホテルの露天風呂より眺めた眼下の光景
よしが浦温泉とは・・・400年の歴史を持つ一軒宿で、 今にも波しぶきが飛んできそうな浜辺ギリギリに建っています。昔は舟で宿に入っていましたが、現在では山道を降りて行く、
奥能登の秘湯です。赤く染まった夕焼けも終わる頃、お湯の中にブルーのライトが入りそれはそれはきれいな青の洞窟になります。又、洞窟内の階段を上がると入り江が一望できる展望台が有り、日本海の迫力が十分に味わえます。
洞窟風呂に波がひた寄せるランプの宿・よしが浦温泉
「電気も何もないとこで、電話ものうて無線機使っとってな、晩９時には消灯や!! トイレは懐中電灯持って外へ出て行ってな。そやけど温泉が良かったで!! 宿の裏の森ん中に湯気があっちこっちに立っててなぁ、何とも言えへん開放感があって、ほんま大自然の中で露天風呂満喫し放題やったワ!! わしが一人でええ気持ちで浸かってたらなぁ、おばちゃんらが『ええですか？ ええですか？』言うてワラワラ入って来てもうて、こっちが赤面や!!」
「岩にへばりつくように真っ黒な建物がびしーっと建っててなぁ、そりゃ威圧感あるでー!! 露天風呂に入ってたらすぐそこまで波が入ってくるしなー。まさに東映映画の始まりんとこの、波しぶきがかかるシーンのような感じや。建物が全部黒塗りでなぁ、高級感もあるし、露天風呂付の部屋もあるし、ほんま、竜宮城の真ん中にいるような雰囲気で、わし感動したワ!!」
大自然の中に野点風呂が点々と…蓮華温泉
蓮華温泉とは・・・新潟県側からの北アルプスへの玄関口にある山小屋で、蓮華温泉ロッジといいます。標高1,475m。白馬岳、朝日岳は北アルプスの最北位置にあり、残雪も多く、高山植物の種類、量ともに宝庫として知られています。また、温泉は野趣あふれる野天風呂と内風呂があり、山間の秘湯として登山者や旅行者に人気があります。
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